一刻も早く離婚したいのに、その願いは誰にも届かなかった|離婚調停体験談Vol.13

離婚できない、アイキャッチ 離婚調停

離婚の意思はあるはずなのに進まない

元夫から財産分与調停を申し立てられたが、当の元夫は財産目録すら提出しない。
それなのに、私が提出した財産目録には次々と文句をつけてくる。

資料が足りない
退職金を出せ
証券口座を出せ
車の査定額を出せ

話はややこしくなるばかりで、何も進展しない。
当初、昼逃げした私のもとへ、元夫の代理人弁護士から書面が届いた。 その書面には、

「離婚の意思がある」

そう書かれていたからこそ不思議だった。
離婚する意思があるなら、なぜ話は前へ進まないのか?
その書面が届いてから、既に一年近くが経過していた。

「先に離婚したい」という願いは届かない

何回目かの調停の時、私は主張書面に、
「先に離婚を成立させたい」
元夫が求めている財産分与については、離婚後でも話し合うことができる。
当時の財産分与請求権は、離婚成立から2年以内に家庭裁判所へ申立てをする必要があった。

これは2年以内に手続きを終わらせるという意味ではなく、期限内に申立てをしていれば、その後、調停や審判が長引いても手続きを続けることができる。
※現在は法改正により、財産分与の請求期間は離婚から「5年」に延長されています。

すでに元夫から財産分与調停は申し立てられているので、先に離婚を成立させたとしても、財産分与の話し合いができなくなるわけではない。

それなのに、なぜ離婚すら成立しないのだろう。

私には、あちら側の意図が全く分からなかった。お互いに無駄な時間とエネルギーを費やしているようにしか思えなかった。

私が求めたのはお金ではなかった
一刻も早く離婚したい
一刻も早く他人になりたい
こんな人の妻でいたくない

その思いだけは、ずっと変わらなかった。
それなのに、
「離婚だけでも先に成立させたい」
という訴えは、完全に無視された。
ありとあらゆることに対して反論してくるのに、この件についてだけは何の反応もない。
なかったことのようにされている。

何がしたいの?
この人たちは何を目指しているの?
私には理解できなかった。

離婚を先に成立させることに、あちら側にとって何か不都合があったのだろうか?
色々考えてみたが、答えは出なかった。
今でも本当のところは分からない。

私はどうしたらこの沼から抜け出せるのだろう。

当時はフルタイムの会社員をやりながら、万が一の財産分与の負けに備えて、副業のアルバイトもこなし、さらに夜な夜な寝る間を惜しんで調停の書類を作成するという、体力、精神ともに極限状態、上司から休職を勧められるほどボロボロでした。

私はどうしたら、この深い深い沼から抜け出せるのだろうか

誰かに助けてほしい
誰かに頼りたい。
丸ごと頼れる場所はないのか?
少しでも救われる方法はないのか?

そんなことばかり考えていた。

「早く離婚したい」 そう訴える心の叫びは、誰にも届かない。 この時になっても、こんな願いすら聞いてもらえないのか。

私は少しずつ追い詰められていった。
調停が長引けば長引くほど、その状況は悪化していく。

終わりが見えない。
いつまで続くのか分からない。
離婚できないかもしれないという恐怖だけが膨らんでいく。
そして私は、少しずつ「どこかに救いを求める」ようになっていった。

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