⏩前回の記事はこちら
離婚調停で「財産目録」を作らないといけない?
元夫の弁護士から私への財産開示請求が何度も来ている。相変わらず元夫からの財産開示はないが、どのみち、私の財産目録を作らなくてはいけない。
※財産目録とは、夫婦それぞれが保有しているプラス財産と、住宅ローンなどの負債を一覧にしたもので、その基準額は、別居時時点の価格を基準とする。預貯金/生命保険/有価証券/退職金/不動産・自動車などを対象とすることが多い。
ネット口座の過去履歴、保険会社へ解約返戻金の問い合わせ、有価証券の税額計算、源泉徴収票などを、弁護士から、まずは資料を集めるように言われたので、その指示に従い資料を整理した。
定期相談に、その資料を持って行ったところ、その資料に目を通す訳でもなく、返ってきた言葉は、「ご自身で作ってください」だった。

財産目録は弁護士が作るものだと思っていた
財産目録なんて見たこともないし、どんなものかも知らない。だからこそ弁護士に依頼しているのに、私が作るってどういうこと? 「作り方が分かりません」「どんなものですか?」「私が作るんですか?」
そう尋ねてみても、返答は変わらなかった。何度かやり取りをしたが、話は平行線だった。これ以上やり取りをしていても埒が明かない。無理にお願いしたところで、多分、ことは進まない。いつ作成されるのか分からない。恐らく、待っていても進まない、だったら自分でやるしかない。
自分で作成するためには、どんなものか見本がほしい。テンプレのようなものデータがあればできそうな気がする。
見本として手渡されたヨレヨレのA3用紙
まずは見本をください。そう伝えると、手渡されたのは、「財産目録」と書かれた一枚のA3用紙だった。それも、何度も使い回されたようで、ヨレヨレになっている。
「紙ですか?せめてExcelなどの、入力するだけのデータはありませんか?」
そう尋ねてみたが、「これしかない」との返答だった。
ほんと?いつも、どうやって作ってる?まさか、今どき手書きではないよね?色々思うことはあるが、とりあえず作ってみることにした。

Excelで一から作り始める
そのヨレヨレのA3用紙を参考にしながら、Excelで作り始めた。ところどころ線や文字が消えかかっているから読み取りづらい。もう少しマシな用紙はなかったんかい?
まずはフォーマットから作成する。関数を入れないといけないが、イマイチ読み解けない。ネットで調べながら作成する。無駄に時間ばかりが過ぎていった。めちゃくちゃ疲れる…。
今なら、クロコちゃんのようなAIに投げたら一瞬でできるんだろうけど。
時代の変化ってすごいなと思う。たった数年しか変わっていないのに、あんなに時間を費やして作業していたのになぁ。
話を戻すと、こんなことに時間を割くなんて、なんのために50万円という金額を支払ったのだろうか?弁護士を必要とする意味はなんだろう。疑問とモヤモヤが積み重なる…
事前に送ったメールは確認されていなかった

完成した財産目録は、定期的な相談日前にメールにデータを添付して送付した。事前に確認してもらえれば、相談時間が有効に使えると思っていた。相談日に、私が送ったメールについて確認をすると、メールすら開かれていない。メールを送ったことにすら気づかれていなかった。
「財産目録を添付したメールをお送りしましたので、先生にご確認いただくようお伝えください」
と事前に電話で伝えなかった、それをしなかった私が悪いよね?うんうん私の手落ちだよ。仕方ないと自分に言い聞かせる。
弁護士は、その場でメールを開いて、プリントアウトしている。こんな事務作業まで手が回らないのも、理解できなくはないが、事務員さんがプリントアウトして確認できるようにしておいたらいいのでは?役割分担どうなってる?どうでもいいことが気になってしまう。
財産目録の内容確認相談は何のため?
プリントアウトされた財産目録について、分かりにくいところを確認していくが、返事が曖昧で
合っているのか?いないのか?よく分からない。
書き方は合っているのか?この考え方で合っているのか?私はこんなことに時間を使いたい訳ではない。
これから始まる調停をどう乗り切るのか。元夫側はどのような主張をしてくるのか。こちらは何を準備しておけばいいのか。
そんな戦略的な話がしたいのに、資料確認の話でのらりくらりと曖昧な回答ばかり、それなら一人で乗り切った方が早いよね?
私は何のために50万円を支払ったのだろう。モヤモヤした不信感は、少しずつ、しかし確実に積み重なっていった。
⏩次の記事はこちら





コメント