弁護士に相談しているのに、何も進ま|弁護士体験談 Vol.4

離婚調停

弁護士に相談に行っているのに…

これからどう進めるか?
これから何をしたらいいのか?
元夫側とどのようにやり取りしていくのか?

今後の進め方について相談するため、
定期的に予約を取って事務所へ通った。

相談に行けば何かを教えてもらえると思っていた。
何を準備すればいいのか?
何から始めればいいのか?
そんな指示をもらえると思っていたが、
その期待は見事に裏切られることになる。

最初の相談でも、積極的に何かを教えてくれる様子はない。
仕方なく、思いつくままに質問を重ねる、
すると、ポツポツとは答えてくれる、
相談というより、質問に対して短い返答があるだけだった。

これでは何も進まない。
そう感じた私は、次回から質問事項を整理して事務所へ行くようになった。

ネットで情報を調べる。
これからの進め方を考える
自分なりの対策をまとめる
そして、その内容について確認する。

定期的な相談は、いつもそんな感じだった。

本来は弁護士へ相談に行っているはずなのに、
私が進め方を考え、
その確認を取っているような感覚だった。

主導権は私が握っている
そんな錯覚に陥りそうだった。

リーダーシップをとって
グイグイ前に進めてくれる
理想と現実のギャップに揺れる
そのギャップを埋めるため
私は必死で伝える

それなのに、
次の相談の機会になると、
前回話した内容をほとんど覚えていない、
毎回、驚くほど覚えていない。

事務所へ行くたびに同じ説明を繰り返す。

これまでの経緯
元夫とのやり取り
私が不安に思っていること

定期的に相談へ行っているはずなのに、
毎回初回面談のような感覚だった。
前回の続きからの話ができない。

少しでも前に進めたいのに

定期的な相談では、
前回の話の復習から入るので、
毎回、同じ話を繰り返しているように感じられ、
「時間の無駄」
私は心の中でそうつぶやいていた。

元夫に財産を開示してほしい
それを元夫の弁護士へ強く要求してほしい
度々、そのように依頼するも
どのような進捗状況なのか全く見えなかった

ことの進み具合が分からず、
私の不安はますます大きくなっていった

その間にも
元夫側から私へ
度重なる財産開示請求がされていたようだった。
「ようだった」というのは、
私の弁護士から
随時、私に連絡があるわけではなく
定期的な相談に行った時に聞かされる
そんな状況だった

元夫側の弁護士からの連絡に
コンスタントに返答してくれているのか?
そんな疑念する抱く様になった。


待ち時間に見えていたもの

事務所内は書類で溢れ返り、
ごちゃごちゃごちゃ〜っとしていて
相談に使うテーブルも
コーヒーカップや
缶入り飲料の輪染みが残っている
全く落ち着かない

空気が澱んでいるような感じすら受ける

事務員さん、掃除しないの?
この事務所、普通に汚いよ?
私、ここ今すぐ掃除したい!
一人どうでもいいことを考えてみる

待ち時間に
テーブルに置いたあったティッシュに
手持ちのペットボトルの水を垂らし
テーブルをゴシゴシと拭いてみる

おぉっ
汚れがたくさん収穫できたよ(笑)

待ち時間に、雑多な書類が目に入る

少年法訴訟
交通事故訴訟
その他諸々
現在進行形の案件、
かなり過去の日付の案件、
色々、ごちゃごちゃに置かれていた。

「これ、個人情報だよね?」
と思いつつ

このような案件からしたら、
私の離婚、財産分与案件なんて
ちっぽけでどうでもいいことなんだろうな‥
だから気にも留めないだろうし、
覚えていなくて当然だね?

私だって、
昨日の夕飯何食べたっけ?
ましてや一週間前の夕飯なんて
全く覚えていない

そりゃ、こんなに仕事を抱えていたら
覚えられる訳ないよね?
いくら優秀な人だからって
覚えていられることには
限界があるでしょう

私は一人、
妙に納得していた。

そう思ってみても
ことは進まず、
月日ばかりが過ぎていくように思えてならない。

弁護士に依頼すれば安心できると思っていた。
実際には、
何が進んでいて、
何が止まっているのかも分からない。
私の不安は、
少しずつ大きくなっていった。

それでも私は、
「きっと進んでいるだろう」
そう信じるしかなかった。

そして後になって、
私はさらに驚く事実を知ることになる。

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