⏩前回の記事はこちら
弁護士との初面談で思うこと

初面談のとき、コミュニケーション力の低さや反応の薄さに違和感を抱きつつ
司法試験に受かるぐらいの並外れた頭のいい人だから、私の基準で判断してはアカン!
私とは住む世界の違う人私は、そう自分に言い聞かせた。
そう思いながらも頼れる人ができたと安堵感に包まれたのを覚えている。
やっと味方ができた、やっと相談できる人ができた、これからどうしたらいいのか、一緒に考えてくれる人ができた。そんな気持ちだった。
離婚問題は初めての経験、それに加えて元夫からの私の持つ財産の開示請求。
そもそも「離婚」という事実を軽く捉えていた私にとって、元夫が弁護士を立てて、財産開示請求をしてくるなんて、想定外すぎる出来事だった。
私は何をどうして良いのか?全く分からずにただただ不安に陥っていた。
何から手をつけたらいいのか分からない
誰に相談したらいいのかも分からない
私は、弁護士という存在に大きな期待をしていたのだと思う。
不安な気持ちを聞いてくれる。今後の方向性を一緒に考えてくれる迷った時にはアドバイスをくれる。気持ちに寄り添いながら伴走してくれる。私の代わりに闘ってくれる。そんな存在だと思っていた。
弁護士への期待と現実

私は今まで「弁護士」という存在に関わることも、その存在について知る機会はなかった。
法律の専門家で、依頼した人のために手続きをしたり、その人にとって有利に闘ってくれる人
そんなイメージを持っていた。
それなのに、私は弁護士の役割を大きく勘違いしていた。
弁護士とは、法律に基づいて依頼者の利益を守り、代理人として交渉や手続きを進める専門家。
傷ついた心をケアするカウンセラーでもなく、人生の方向性を一緒に考えるコーチでもない。
もちろん親身になって、寄り添ってくれる弁護士もたくさんいると思う。
そう思うけれど、それは弁護士本来の役割ではない。私はその境界線を理解していなかった。
当時の私に必要だったのは、知識だけではなく、メンタル面でも支えてくれ、いっしょに伴走してくれる人。
離婚問題は初めての経験なのに、相手には弁護士がついている。その時点で、圧倒的不利な立場にいるような感じがしていた。
私には知識も経験もない。
だからこそ、弁護士という法律の専門家なら何か道筋を示してくれるものだと思っていた。
不安な気持ちを受け止めてくれる人、状況を整理してくれる人、次に何をしたらいいのかを一緒に考えてくれる人、そんな伴走者を求めていた。
信頼してついていくことのできる、頼れるリーダーのような存在を求めていたと思う。
私が求めていたものと、弁護士の役割は違っていた。
今思うと、私は弁護士に法律の専門家以上の役割を求めていた。離婚問題を整理し、進む方向を示し、不安な時には背中を押してくれる人。それは、弁護士の仕事ではなかった。
だからといって、状況が変わるわけでもなく、私はその弁護士を頼るしかなかった。そして実際に弁護士との関わりが始まると、また新たな違和感が積み重なっていくことになる。
⏩次の記事はこちら





コメント