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調停って何?意味あるの?

元夫とその弁護士による、思うがままとも、一方的とも捉えられる攻撃に辟易としていた。よくこれだけの文句と指摘ができるものだと。
退職金見込額を出せ!証券口座の資料を出せ!車の査定額を出せ!銀行口座がもっとあるはずだ!
その度に、調停委員から私への指示が来る。資料を出しなさい、財産目録を修正しなさいと。
一方で、元夫はどうだったか。離婚調停を申立て、財産分与を求めている本人であるにもかかわらず、自分の財産目録を提出しない。
なぜ、それが許される?
なぜ、私は元夫の要望通りに動かなければならないのか?なぜ、調停委員は私ばかりへ指示を出すのか?もちろん、元夫側へも指示が出ていたのかもしれないが、それが目に見える形にして表れていなかったので、私からすると、何も指示が出されていないように感じていた。
調停って、申立側が自分の希望だけを主張して、申立てられた側は、その主張を受け入れることを前提で進むのか?
「先に言ったもん勝ちの制度」
公平でもなんでもなく、元夫の主張に調停委員が加勢する。申立てた側の主張を有利にするために、申立てられた側を追い込む制度。私にはそう思えた。
そもそも調停とは、当事者同士だけでは解決が難しい問題について、裁判所で第三者を介し、話し合いによる解決を目指す制度だという。
私が思い描いていたのは、お互いが財産を開示し、調停委員が双方の話を聞きながら、公平に財産分与を進めていく場だった。実際は違った。
元夫側は財産目録を提出しない。それでも私への文句と資料提出の要求だけは次々と増えていく。話し合いをするための制度なのに、話し合いになっていない。
調停をやる意味が、ますます分からなくなっていった。
調停委員による調停の進め方への疑問

調停制度そのものと、調停委員の進め方にも疑問がある。
元夫側の要望に対して、調停委員は私に指示を出す、それはいいとして、それよりも先に、出すべきものを出していない元夫側に対して「早く財産目録を提出しなさい」と強く言うのが筋ではないのか?
まずは相手の財産目録も提出され、お互いの足並みが揃った状態になってから、それぞれに指示を出してほしい。
元夫と弁護士は、次から次へと新しい指摘を持ち出してくる。それをしたところで肝心の財産分与の話は全く進まない。「そこを嗜めてよ、調停委員でしょ」――心の中でそう叫ばずにはいられなかった。
この不条理で理不尽な闘いはいつまで続くのか。出口の見えないトンネルに、たった一人取り残された気分だった。調停が3回、4回と進んでも進展はゼロ。 何も進まない調停に通うのは毎回気が重く、何の期待も抱けなくなり、時間の無駄とさえ思うようになっていった。
調停委員の役割ってなに?
調停委員とは、当事者双方の話を聞き、話し合いによる解決をサポートする裁判所の仲介役だという。離婚調停では、男女1名ずつの調停委員が担当することが多いという。そう聞くと、双方の話を聞きながら進められる制度のように思える。
私の調停は、双方の意見を聞いてもらえているとは思えないし、円満な話し合いになっているとも思えなかった。
もう一つの違和感
調停委員は男女2名で構成されている。それなのに、いつも話すのは男性調停委員ばかりで、女性調停委員は、話し合いの場には加わらない。
毎回、冒頭の挨拶だけ、
「調停委員の○○です。よろしくお願いします」ただ、それだけ。それ以外は、男性調停委員だけが話し進行している。隣に座っているであろう女性調停委員に話を振ったり、投げかけたりしているように思えない。電話会議なので、様子が全く分からない。何か役割分担のようなものがあったのかもしれないが、“男女双方の視点を取り入れながら公平な話し合い”の利点が生かされているようには思えなかった。
その女性調停委員は何も話さないので、男女2名の調停委員がいることの利点が、生かされているようには思えなかった。
そして、その違和感は回を重ねるごとに大きくなっていった。
「この調停、本当に公平なんだろうか。」
その疑問は消えるどころか、回を重ねるごとに大きくなっていった。
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