「離婚後の家計が不安」と伝えたのに、月7万円+500万円の保険契約|カモすぎた私

お金の話

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FP無料相談にまんまと引っかかった私

今から10年ほど前、家計の見直しをしたいと思い、ファイナンシャルプランナーによる無料相談に申し込んだ。

当時の私は、数年後には離婚しようと考えていた。離婚後、一人の収入で生活していけるのか。老後は大丈夫なのか。だからこそ、今の家計をきちんと見直したかった。

そんな時に見つけたのが、「ファイナンシャルプランナーによる無料の家計相談」だった。

家計を見てもらえる。無駄な支出があれば教えてもらえる。離婚後の生活設計についても相談できるかもしれない。私は本気でそう思って申し込んだ。

家計相談できると信じていた私は、痛すぎるほど素直なカモだった(笑)

相談では、年収と貯蓄額だけ聞かれて、生活費なんて聞かれやしない。
年収から、月々いくらまでなら保険料が支払えるか?そのFP基準に勝手に計算される。

この保険は65歳から月々、○○円受け取れる
こっちの保険は70歳から月々、○○円受け取れる
こっちの保険は75歳から月々、○○円受け取れる
これで将来は安泰みたいな流れだった。

月々の支払額は8万円
「数年後に離婚するので、そんなに払えません」
という私に、
「収入からすると、これぐらいなら払える」
とそのFPは答えた。

これから離婚し、一人で家計を支えていこうとしている人間に、月8万円もの保険料を勧める。しかも、離婚後の住居費も生活費も聞かないまま。今考えると、家計相談とは一体何だったのだろうと思う。

私が知りたかったのは、「この先、一人で生活していけるのか」だった。

それなのに、その不安について話を聞くのではなく、年収から「いくらまで保険料を払えるか」を計算されていた。

私の月々の家計状況も知らないのに、なんで答えられる?そう疑問に思いながらも、老後、月々にもらえるお金があるなら頑張って支払うか?

8万円を少し減らして、月々7万円の支払いで、外貨建の個人年金など3本の保険契約。
同時に500万円の外貨建保険一括払込の契約をした。

こういう時って、頭がバカになっているのか?なんとなく納得した気分になってしまう。
無知すぎる私はカモすぎるカモだった。

家計相談に行ったはずなのに、ただ保険契約だけをしてきた私。

FPによる無料相談とは?

見ず知らずの人が、自分の時間を切り売りしてまで、無料で家計相談に乗ってくれるはずがない。
そんなボランティア活動をしてくれる人がどこにいる?ほぼいないと思う。

商流を考えれば、必ずどこかで利益が発生する仕組みになっているに決まっている。
そんなことすら考えもしなかった、当時の自分を叱責したい。

少なくとも私が受けた相談は、家計の不安や悩みを聞く場ではなかった。収入から「保険料をいくら払えるか」を見定める、FP側に都合の良い相談だった。

契約してからしばらくして、これは家計相談ではなく、保険を売るための営業だったのだと気づいたが、気づくのが遅すぎる私。
後から送られてきた契約書をみて
「なんじゃこれ!なんにも家計のためにならんよね?」騙された気分。

すぐ解約すると、解約控除が大きすぎて、ほとんどお金は戻ってこない。ぐずぐずと考えながら、数年後にやっと大幅に減額をした。

今、思うと解約控除を気にしている時間がもったいなかった。解約控除を勉強代だと思ってきっぱり解約し、NISAでインデックス投資にさっさと切り替えるべきだった。

自分で調べもせず、専門家に相談したら楽で正しいことを教えてくれるよね?
そんな甘えた気持ちで相談し、そのファイナンシャルプランナーを信じてしまったことを、私は深く反省した。

人に頼る、自分が楽しようとするからこうなるんだよね?

ちゃんと勉強しなかった自分が悪いと反省。
その後、FP3級、2級と順に取得した。

私が契約していた外貨建保険は、円換算額が120%の目標値に到達すると、500万円が600万円相当になることを目指す、いわゆるターゲット型の商品だった。

一見お得な仕組みに見える。だが、資金は拘束されるし、途中で解約すれば大損する。また為替によって大きく変動する。結局のところ、儲かる仕組みになっているのは保険会社の方だ。少なくとも私は、もう二度と契約しない。

私の場合も、途中、為替の影響で大きく元本割れを起こしていた。
それを元夫は元妻である私の責任だから、財産分与は契約時の500万円を基準とする。
とアホすぎる主張をしてきたのだった。

もしあの500万円を、NISAでオルカンやS&P500のようなインデックスに投資していたら、今頃いくらになっていただろうか。今となっては、そう思わずにいられない。

120%に到達した後、契約時のFPから連絡があった

「こんなに短期間で達成できたなんて、本当に素晴らしいです!このお金を再度、有効活用しましょう」また保険を勧めてきたのである。
ふざけるな!資金拘束はされるし、ずっと元本割れしていたじゃないか?
外貨建のゴミ保険なんて、二度とごめんだわ。

「NISAでインデックス投資、個別株、iDeCoを楽しんでいます」
メールでそう返信すると、その後の連絡は一切なし。

最初の無料相談の時、私の貯蓄額を聞いて、貧乏人と言ったその同世代の女性は人間的に好きじゃない(笑)
貧乏人呼ばわりされた挙句、500万円の一括払込と月7万円の保険契約をした。
その貧乏人は、二度とあなたのカモにはされません(笑)

今となっては、あの一件はお金の勉強をするきっかけを与えてくれたのだと思って、感謝している。

もしこの記事を読んでいる方の中に、家計相談やFP相談という名目で保険を勧められている方がいたら、契約を急ぐ前に、一度立ち止まって調べてみてほしい。

本当に家計の見直しをしたいと思うなら、私は無料相談ではなく、相談料を支払う独立系FPへの相談をおすすめしたい。保険や金融商品の販売を前提とせず、相談そのものに対価を支払う形の方が、相談者側も相手の立場を理解しやすいと思う。

「相談」という言葉には、つい安心してしまう響きがある。その人がどこから報酬を得ているのか、どんな立場で話しているのか。

自分に置き換えてみて、自分の時間を割いて相談場所まで交通費を使って出向く、相談を受けるからにはそれなりの責任も発生するのに対価は発生しない。

こんな仕組みだとして、あなたがFPだとしたらそんな無料相談受けますか?

ましてや、スイーツを食べながら、お話聞きませんか?なんて宣伝を見ると、甘い罠にひっかからないでね?そう注意喚起したくなる。

それを知っておくだけでも、判断は大きく変わってくると思う。

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