第二回財産分与調停直前、それでも相手の財産目録が提出されない|離婚調停体験談 Vol.5

離婚調停

調停開始の数日前までに資料を提出する必要がある

謎理論で、
私に財産分与調停を申し立ててきた元夫。

第一回目の調停では、
離婚理由について聞かれただけで終わり、
本来の目的である財産分与に話が及ばず、何も進展せずに終わった。
今後1ヶ月〜1ヶ月半ごとのペースで行われると聞いたが、
それでも私は、
財産分与さえ整理できれば、
そう長引くことはないと思っていた。
平日に実施されるので、こんなことに私の大切な有休が消化されるのが勿体無い。
こんなことに巻き込まれて、自分の時間がもったいないと思っていた。

モヤモヤ不完全燃焼のまま第一回目の調停を終え
第二回目の調停に向けて、書類を準備する必要がある。

調停前に提出する書類

◾️主張書面
◾️反論書面
◾️財産目録
これらの書類について簡単に説明すると、

主張書面とは?
相手や裁判所(調停委員)に対して、
自分の意見や言い分を伝えるために自分の意見をまとめた書類。

反論書面とは?
相手が提出してきた主張書面や、
調停での主張に対して、
反対意見をまとめて突き返すための書類。
相手の主張について、事実と異なる点や、
納得いかない点を整理して説明し、
調停では、この主張と反論を繰り返しながら、お互いの言い分整理する書類。

財産目録とは?
夫婦がそれぞれ持っている財産をまとめた書類。
預貯金、不動産、保険、証券口座、車などを
一覧にしたもので、プラスの財産、マイナスの財産をまとめたもの。
財産分与のベースになる、重要書類。

財産目録の提出を
元夫から執拗に提出を求められていたが、
元夫は提出してこない…。

相手の財産目録が提出されない

これらの書類は、
事前に家庭裁判所と相手方の双方に提出して、
お互いに目を通しておく必要があるため、
調停委員から「〇日前までに提出してください」と指示がある。
私は、「財産目録」の提出を求められていた。
もちろん、
調停を申し立ててきた張本人である元夫側にも、
期限までに提出する指示が出されている。

元夫側からの書類は
私の弁護士にも届くはずなのに、
書類がと届いたという連絡が一向にない。
私の弁護士に、書類が届いていないか?
何度も確認の連絡を入れるが、
「まだ届かない」
その答えしか返ってこない。

待っていても埒が明かない。
ものすごく不本意で、納得がいかないけれど、
私は先に自分の財産目録を提出することにした。

こちらだけ先に財産を開示することに違和感

元夫からの財産分与調停の申立てなので、
相手の財産目録を見てから提出したい。

なぜ相手側が財産目録を提出しないのか、
当時の私には理解できなかった。
こちらの財産目録だけが先に開示される状況に、
強い違和感を覚えていた。

私の財産目録は
自分自身で調べて一から作成したもの。
形式はそれなりにできているけど、
そんな詳しいことも知らないし、
教えてくれる人もいない。

相手側の財産状況が分からない以上、
こちらも何をどこまで記載するべきか悩んだ。
当時の私なりに必要だと思う内容を整理し、
財産目録を作成して提出した。

財産目録、主張書面作成に時間がかかる

財産目録の作成は、
弁護士から丸投げされていたので、
なんとか一から作成しました。
調停のための主張書面も準備しなくてはいけない。

財産目録の作成を丸投げするぐらいなので、
他の書類も丸投げが当然だった。
財産目録作成の時は、
ヨレヨレのA3用紙の見本をもらったが、
今回は、ネットで調べて作ってだって。
たった一言それだけ、
主張書面とはなんぞや?
それぐらい教えてほしい。
ぼやいても仕方ないので、
仕方ないので、一からWordで作成する。

令和3年○月○日 第⬜︎⬜︎⬜︎号
申立人 元夫△△氏
相手方 私Mariko
主張書面

そんな感じで作成する。
これを作成すると
嫌なことが次から次に思い起こされ
心がどんどん沈んでいく。
頭の中で、話がぶっ飛び、
文章がうまくまとまらない。
相手に分かりやすく伝える必要がある。
全然進まない。
会社から帰り、日々こんなことに時間を費やしていた。

財産分与は「半分に切る」わけではない

財産分与の話に戻るが、
そもそも財産分与というのは、
お互いの財産目録をすり合わせ、
合算したものを公平に(基本は半分ずつ)分ける話し合いです。

「半分に分ける」と聞くと、
すべての口座やモノを
二等分するイメージするかもですが、
実際は、お互いが納得していれば分け方は自由です。

例えば、自動車。

今の売却価格の見積もりを取って、
その「価値」をお金で清算する方法もあれば、
夫婦それぞれが1台ずつ車を所有しているなら
「お互いの今の車をそのまま乗り続ける」と、
金額換算せずにそのまま分け合うケースもあります。

調停は、裁判ではなく、
家庭裁判所という場所を借りた
第三者を介した話し合いの場なので、
お互いが納得さえすれば、
柔軟に解決できるはずの場所です。

お互いの財産目録がないと話し合いできないのに…

だからこそ、お互いの財産目録が
揃った状態でないと、
具体的な話し合いがスタートできない。

お互いの財産目録がない状態で
調停を実施したところで
実質的な話し合いをできる訳もない。

それなのに、
この期に及んでも元夫の財産目録は提出されない。

一番最初に元夫の弁護士から
「こちらは財産を開示する準備が整っている」
という書類を受け取ってから、
すでに9ヶ月以上が経過していた。
それにもかかわらず、
この時点でも財産目録は提出されていなかった。

財産分与の話し合いを進めるためには、
お互いの財産を開示することが前提となる。

私には、その状況が理解できなかった。
そんな元夫の訳の分からない主張により、
ここからさらに泥沼の戦いへと引きずり込まれることとなる。

こうして迎えた第二回調停。当日、ようやく財産分与の話が始まると思っていたのだが――。

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