⏩前回の記事はこちら
ようやく提出された元夫の財産目録
前回の調停は、開始からわずか数分で終わった。
「今日もご主人が財産目録を提出しないので、今日はこれで終了します。」
そう告げられ、何も話し合われないまま帰ることになった。有休を使って出席しているのに、また無駄にされた。腹立たしいとしか言いようがない。
最初に「財産を開示する準備が整っている」という書面が届いてから、すでに一年以上が経過していた。それなのに元夫は財産目録を提出せず、私だけが提出した。
提出した私の財産目録には事細かに文句と指摘を並べ立てながら、自分の財産は一切出さないまま。
この男、本当に離婚したいのか?
本当に財産分与を進めたいと思っているのか?
何度催促されても出てこない。調停委員からかなり強く言われても出てこない。そして、調停が開始5分で終了するという事態にまでなった。そこまでの事態になって、ようやく次の調停で元夫の財産目録が提出された。
あれだけ引き延ばしておいて、一体どんな内容が書かれているのだろう。

財産目録を見て言葉を失った
正直、開くのが怖かった。
自分に不利なことばかり書かれているのではないか。
いくら取られるのだろう。
そんなことばかり考えながら、恐る恐るページをめくった。
そして最初の数ページを見た瞬間、思わず「……なんだこれ?」と声が漏れた。
- 銀行口座の取引履歴は黒塗りだらけ
- 数日おきに購入されている宝くじ
- 6年前に購入した車のカーローン
- 教育ローン
一年以上も出し渋っていた財産目録を、私はもっと別の意味で恐れていた。ところが、ページをめくるたびに出てくるのは、想像していたものとは全く違う内容だった。
ページをめくるたびに「?」が増えていく。車のローンを7年で組む?(頭悪っ)、教育ローン?(あんなに偉そうにしてたのに?)
そして、この教育ローンについて、さらに面白い主張が書かれていた。
教育ローンの残債は140万円。その半分、70万円を負担しろ。元夫側は、そう求めてきた。
ダサっ。ダサすぎる。
あれだけ偉そうにしていた人が、教育ローンの残債を半分払えと言ってくる。その落差に、開いた口が塞がらない。
と言うのはさておき、私は、
- 子どもにかかる月々の生活費
- 息子のアパート代
- 一人暮らしの息子の生活費
- 娘に持たせた車の購入費
- 車の維持費
- 娘の自動車学校代
- 娘の海外短期留学費用
- 成人式の着物一式、それらにかかる費用
これらをすべて自分で支払ってきた。それなのに、「教育ローンの残債は半分負担しろ」という。
これまで私に対して、「誰が働けと言った?」「大した稼ぎでもない」そう言って見下してきた。私の収入なんて必要ないと言わんばかりだったよね?
今まで見下してきたプライドはないのか?
この財産目録にすべてが記載されているとは思っていない。
それでも、「こんなに家計管理ができない人だったんだ」と思わずにはいられなかった。
払っている根拠を出せってなに?

教育ローンの残債を半分払えと言う一方で、私が子どもたちのために支払ってきた費用については、また訳の分からない主張そしてきた。
息子の生活費やアパート代、娘の車の費用を私が負担していることについて、「本当に払っているなら根拠を出せ」と主張してきた。
息子は大学生活のために一人暮らしをしている。まさか高校生だった息子が、自分一人で賃貸契約をしたとでも思っているのだろうか。生活のための家具家電を息子が揃えたとでも言いたいのか?
娘が乗っている車だってそう。娘が一人で購入し、一人で維持しているとでも言いたいのだろうか。
さらに、「そんな金額をあなたが払えるわけがない」という趣旨の主張までしてきた。そんな支払い能力がないと思っている人に対して、なぜ離婚調停を申し立て、財産分与を求めてきたのだろう。
この頃になると、反論すること自体に馬鹿馬鹿しさを感じるようになっていた。根拠を出せと言われても、わざわざ資料を集めて証明してやる必要性を感じなかった。言われるがままに動き続けた当初とは、少し変わってきていたのかもしれない。
そして、ようやく提出された財産目録をもとに、財産分与の話が動き始める。そこで元夫側から出てきたのが、「50万円で許してやる」という突拍子もない主張だった。
⏩次の記事はこちら





コメント