相手は未提出なのに…調停で追及されたのは私だった|離婚調停体験談 Vol.7

離婚調停

元夫の財産目録はまだ提出されない

離婚調停の第二回期日。第一回調停の終わりに、調停委員から双方へ財産目録提出の指示があったが、元夫は指定日までに提出しない。
当日になっても財産目録を提出しない不条理がまかり通るのか。
調停委員を介して提出しない理由を聞くと、
「財産に関する資料を集めるのに時間がかかっている」と返ってきた。

その第二回調停から遡ること10か月前
昼逃げしてきた私に対して、元夫の弁護士から届いた書面には、
「財産開示の準備が整っている」
と書かれていた。さらに前回の調停からは1か月以上が経過している。

その理由が通用するのか?
元々、調停開始前から訳の分からないことを主張してくるとは思っていたけれど、調停が始まってからの方が、元夫側のヘンテコ主張が多くなり、その勢いが加速されたように思う。

なぜか私の財産目録が話題になる

財産分与とは、お互いの財産を開示し、その内容を確認しながら話し合っていくもの。
私は、双方の財産目録が揃った状態で話し合いの土俵に立てると思っていたが、そうではなかった。

なぜか、期日通りに提出した私の財産目録への指摘が始まったのである。
自分は提出しないのに、相手方の私への指摘だけをする、そんなことがまかり通るのか?
と思ったが、それがまかり通る世界だった。

まず指摘されたのは、
「財産が全て記載されていない」という。
それに対して、元夫はかなり憤っている印象を受けた。
怒るのは勝手、憤るのも勝手、だけど、そちらは何も提出していないよね?

こういう場面に直面すると、婚姻生活の中で感じていた違和感を思い出す。
話し合いをしているつもりなのに、いつの間にか論点がずれていく。そんなことを思い出していた。

期日を守って提出した私に怒る意味は?

なぜそうなる?
全部が記載されていないって?
私だって何を書くか、何を書かないかは考える。

財産分与なんて腹の探り合い的なところがあるから、最初から全部を曝け出さない。
こんなにこじれきった関係性の相手に全部を差し出すとでも思うのか?
そもそも、そちらさんはこの後に及んで、財産目録を提出してないんだよね?

ちなみに、私は主張書面や反論書面には、元夫のことを「夫」とは絶対に書かない。
もう赤の他人だよ、私とは関わり合いのない人だという意味を込めて、
「そちらさん」「そちら側」と書くことに決めていた(笑)

提出した人だけが質問攻め?

ついつい脱線してしまうのだが、
財産目録について、まず指摘されたのが、

  • 退職金見込額の提出がない
  • 自動車の売却見込額の提出がない
  • 個人年金の一括投資額が記入されていない
  • 銀行口座の数が少ない
  • 証券口座が書かれていない
  • 源泉徴収票が提出されていない

元夫からの主張に対して、調停委員からは、
「個人年金は他にもありますか?」
「証券口座は他にありませんか?」
「なぜ記載していないのですか?」
と質問が続く。
さらに、
「退職金見込額を提出してください」
「自動車の売却額の査定書を取ってきてください」と言われ、

男性調停委員の言い方は結構きつく、私には問い詰められているように感じた。
元夫は、「妻のMarikoは財産隠しを行なっていて信用できない人間だ」と主張してきた。
男性の調停委員は、元夫の主張を前提にしているように私には感じられた。
「隠しているんですか?」
「どうですか?」
「本当はあるんですか?」
まるで、そう詰め寄られている感じがした。
私はその詰問に返事をすることはなかった。
いや事実だから、こんなものまで開示するか。そう思っていた。

なぜ元夫がその存在を把握しているのだろうか?

いくつか謎の主張もあったが、完全に別会計なのに、なぜその存在を把握しているのか?
元夫の存在が今まで以上に恐ろしく、到底勝ち目がないとさえ感じた。

証券口座なんてネット証券しか持っていない、
個人年金の存在まで把握していたとは、
何をどうやって把握したというのか?と考えると薄気味悪さを感じた。
ほんとうに、なんていう人だ?
一刻も早く縁を切りたい…。

執念深い…

全員が敵に思える、敵が一人増えただけ

元夫が財産分与調停を申し立てる。
元夫は財産目録を提出しない。
だけど、私が提出した財産目録については文句と主張をする。
そして、その説明を求められるのは私。
そんな理不尽な世界が成り立つのだと知った。
こんな世の中もあるものだと初めて知った。

敵が一人増えただけ、私はそう感じた。
これだけ理不尽な環境にいるのに、男性調停委員も加勢してきたように思えた。
この時ばかりは、私の隣にいた弁護士も声を荒らげた。少しは救われた気もしたが、この状況は打破できない。

その場には女性調停委員もいたはずだが、スピーカーフォンでの通話会議なので、
調停委員の様子は全く見えない。どう思っていたのか分からないが、唯一の女性であるその人は、開始時の挨拶しかしない。前回も挨拶以外は、一度も発言していない。

調停自体が機能していない。
男女の調停委員がいるということは、その考え方の違いも参考になるだろうに、
それが全く機能していない。どんな人かも全く分からない。

私は、敵が一人増えただけのように思えた。
こういう状況を「孤立無援」「四面楚歌」というのだろう。

この調停に意味はあるのだろうか?
私を吊し上げる会なんだろうか?
なんて理不尽なんだろう?
私のメンタルはさらに蝕まれていった。

期日までに提出した私は追加資料を求められる。提出していない元夫は何も求められない。
その状況に納得はできなかった。
納得できなくても従うしかない。
退職金、自動車査定、保険の返戻金、有価証券
さらに大量の資料集めをすることになった。

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